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ひと夏の思い出 「やっ……あぁ……も、やめて……ダメぇ」 「だめ。もうちょっと……」 「ちょっ、と……ダメ。やぁ……」 「ねえちゃん……俺、もう……」 「あぁん! ダメ……尽……ッ」 「っ! ごめん、俺、もうイクよ……」 のっけから、アダルトなネタ……じゃ、ないよ。 期待した人、ゴメンな。 「やぁあん! 尽のばかぁ! もうちょっと手加減してよぉ!!」 「手加減はねえちゃんの為にならない」 俺とねえちゃん、ごくほのぼのと対戦ゲームしていたんだな。 いやぁ、もう、ねえちゃんって真剣に画面見詰めながら、色っぽい声出すから、俺もヤリ甲斐があってさ〜はは………。 でも……なんで、今対戦ゲームなんだろ……俺達姉弟、随分のんびりしてるよな〜。 明日からねえちゃん、沖縄行きだっていうのにさ。 まぁ、準備はもう万端整っているし、予定のない今日くらい、姉弟水入らず……っていうのも、いいかもしれない。 それにしても……ねえちゃんも、大概無防備だよな……。 いや、家の中でガード固める方がオカシイんだけど。 下はすっげぇ短い短パンで、上はインナースレスレのキャミソール……って、もしかして、ノーブラっぽい質感。 なんか、俺………誘われてる気になるんだけど? いや、ねえちゃんが俺の気持ち知らないからには、それって、気のせいに違いないんだけどな。 つか、俺の気持ち知ってたら、さすがにもっと警戒するか? 「もう一回! もう一回しよ!!」 ヤレヤレ……一体、何度目の"もう一回"なんだか。 意外に結構負けず嫌いなんだよな。 「嫌だ。疲れた」 言って、俺がコントローラーを放り投げると、あからさまに拗ねた顔になる。 「一度くらい勝たせてよ!」 「そりゃ……俺が手を抜けば、ねえちゃんはいくらでも勝てるだろうケド……」 「手抜きはだめぇ!」 これだもんな……。 ねえちゃんが俺に勝てるわけないって。 それでなくても、人並み外れて鈍いんだし。 このままいけば、昼飯、夕飯の時間になっても終わらせてはくれないかもしれない。 まぁ……ねえちゃんに拘束されるのは嬉しくはあるんだけど……できれば、もっと、こう、別な事で拘束されたいよなぁ。 「じゃぁ……ひとりでしばらく練習してろよ、ねえちゃん。で、コツをつかんだら、俺と対戦する。どう? 俺も、少し休みたいしさ」 俺の提案に、ねえちゃんは不満そうにしながらも頷いた。 「私がひとりでしてる間に、絶対、逃げないでね!?」 はいはい。 まったく……いい年して子供っぽいんだから……。 いや、だからさ……身体は大人なんだけどさ……。 「っ……あ、やっ……ひゃぅ!」 ひとりプレイ……でも、まぁ、コンピューターにも負けるわな。 「やあぁ、もっ、は、ぁぁん……ん、くっ……」 つか……声、なんでそう色っぽいんだ、ねえちゃん? 無意識……だろうけど……けど……。 真剣にコントローラーを握り締めるねえちゃん。 画面のキャラの動きに合わせて、身体も右に左に動いているんだけどさ……その動きのせいで、胸も同じように揺れて……やっぱ、ノーブラ!? 揺れ方が、自然すぎる。ブラつけてたら、あんなふうにぽよぽよ動かないだろう? マジかよ、ねえちゃん……。 つか……そういや、何となく……胸の膨らみの中央に、更に小さな膨らみの形が見える……気がする。 おいおいおいおいおい。 いくら弟とはいえ、年頃の男の前で、ノーブラはないんじゃないのか!? 「っ、や……! あっ、ああーっ! あっ、あ……ダメ、ダメぇっ! イヤぁ!」 コラコラ……声、AV女優並だぞ……って、俺がエロビ鑑賞をしているかどうかは、この際置いといて、そのねえちゃんのあんまりな声に、俺、勝手に妄想が膨らんできちゃってさ……。 あ……ヤベ。 「ひゃあぁぁ! やっ、やだぁ! ちょっと……あ、ああぁん!」 追い討ちは次々に。 だ〜か〜らぁ、その声は、マズいってば!! いや、だから、別な事を想像したり、わざとゲーム画面に集中しようとしたりしたけど……ねえちゃんの声は、否が応でも耳に入り込んでくる。 「んっ、あぁ……や、もう……ダメ、ダメぇ! 行っちゃうぅ!」 "行く"と"イク"では、なんとなく表現的に違う気が……いや、でも、この場合、声は同じ響きなわけで……。 うっ……。 完全に……俺の、元気になってる……。 最近、こんなのばっかだな……はははは………はぁ……。 一旦ゲーム画面にやっていた視線も、いつしかねえちゃん自身に釘付けになってしまって、揺れる胸やもじもじ動く腰、太股、それらが、脳を侵食する……真夏なのに、桜色にっ。 こりゃ、まずいな……。 このままだと、何かの弾みでねえちゃんを押し倒しかねない。 でも、無理矢理、ってのは好きじゃないし……どうせなら、普通の恋人みたく、想い想われのシュチュエーションから入りたいし……。だって、俺、ずっと今までねえちゃんだけを想い続けて、これから先だってねえちゃんだけに想いを全部捧げる覚悟があるから。ゆっくりでいいから、ねえちゃんにも、俺を想って欲しいから。 だから……ここは、また、例のごとくに、どうにか自分を宥める措置をとるしかないわけで……。 俺は、ゲームに夢中のねえちゃんを横目に、のっそりと立ち上がろうと、した……。 「尽? どこ行くの!?」 ねえちゃん、なんでこういう事にだけ聡いんだ? ゲーム画面から目を離して、俺をきっと睨み付ける。 「あ、や……ちょっと……」 俺も、「トイレ」くらい言ってかわせばいいものを、意識がもう、下半身の某所に集中しちゃってるもんだから、咄嗟に言いつくろえなかった。 「逃げちゃだめっ!」 立ち上がりかけていた俺の腕をくいっと引っ張り……俺はちょっと身体のバランスを崩してよろけて、その場に座り込んでしまう。 や、身体のバランスを崩すまでは、良かった。 「っ、と…………………!?」 「えっ……………………!?」 身体のバランスを崩した俺からねえちゃんの手は弾かれるように離れ、その手は行き場を無くし、俺の身体に触れた……。 どこに? ………………………………。 なんつーかもう、不慮の事故というには、あんまりタイミングがいいというかなんとうか。 「うぁあ!?」 「っ……え、えっ?」 情けない。 マジ悲鳴上げちゃったよ、俺。 ねえちゃんは、訳が分からず……いや、それとなく分かっても、それを理解できずに混乱した様子を見せている。 ねえちゃんの手、すっかり硬くなっている某所を掴んだんだ……いや、一瞬だけだけど……。 俺、条件反射のように、そこを隠すように身体を小さくした。 ねえちゃんは、自分の手に触れたものが一体何であったのか、自分の手と相談している。 「つ……尽……?」 おどおどした表情と声で、顔を真っ赤にする俺に声をかける。 「…………………なに?」 顔をしかめて、俺は応える。 「私……さっき……」 ねえちゃんは、困惑した眼差しで俺の目を見て……その眼差しは徐々に下がっていって、俺が、今、大事に隠している某所にたどり着いて……。 「っ……え……? いやぁああ!? やだ、さっきの……!?」 今更、顔を真っ赤にしてじたばたうろたえだした。 鈍い。 つか、男の生理、一応知ってはいたんだな……。 「っ、や、ごめん、私っ……!」 けど、俺が、どうしてその状態になったかまでは頭が回っていないらしい。 「あ、あの……ッ、えと……」 その慌てぶりがあまりに可愛くて、俺、かえって冷静になってきてた。 「その……痛く、なかった……?」 いや、まぁ……痛いといえば痛いんだけど、それはねえちゃんが触ったからじゃなくてさ……。 ……まったく、笑えるくらい鈍い。 「大丈夫だから」 俺は苦笑いして、平静を装って、立ち上がった。 実を言えば、かなり苦しい状態になってるかもしれないけど……。 ねえちゃんがかわいい事言う度、俺、どんどん苦しくなる。 もう、ホント……押し倒したい……。 上から見下ろした、ねえちゃんの胸元見て、ゴクッと息を飲み込んだ。 「尽……あの、でも……」 更にねえちゃん、今度はまた何をとぼけた事を言い出すかと思ったら。 「なんで、そんな事になったの……?」 ねえちゃん、頼む、真顔で聞くな。 はあっ、と息をついて、俺は姉ちゃんの目をまっすぐに見てやった。 「知りたい?」 「え……? え、と……うん?」 おいおい……ねえちゃん一体男の生理をどの程度知ってるんだ? 20歳過ぎてるんだ、何で勃つのかくらいの知識はあるだろ? 何て言ってやろうかな……。 俺は意地の悪い事を思いついて、にんまり笑った。 「ねえちゃんが、触ったから」 「っ……! えっ?」 「ねえちゃんのせいだよ。これ……」 再びその場に座り込んで、ねえちゃんの眼差しをまっすぐに見詰め続ける。 俺が投げかけた言葉に、ねえちゃんがどういう反応を返してくれるか、観察する。 「あっ……だって……」 今、ねえちゃんの中で、めまぐるしく思考が交錯しているのがありありと見えた。……それが、他人より鈍いとしても。 「え!? だって、私たち……」 「はいはい。姉弟だもん、な?」 先に言葉を横取りする。 俺が言うと、ねえちゃんは押しだまって、俺を見上げる。困惑し続ける表情で。 「姉弟だって、こうなっちゃう時はなっちゃうんだ。ましてや……」 言いかけ、言葉をとぎり、すぅと息を吸い込む。 「俺、ねえちゃんの事が好きなのに……」 「……! あ……」 「何度も言わない。姉弟なんて、そんなの分かりすぎるぐらい分かってる」 言いながら、ねえちゃんの傍までにじり寄る。 ねえちゃんは、座りながら後退しようとする。 鈍くても、本能的に感じるものがあるんだろうな。 「なぁ、ねえちゃん……ねえちゃんは、男をどれくらい知ってる?」 ねえちゃんにその言葉の意味は分からないかもしれない。 答えはなかった。 「男が、怖い物だって……知ってるの?」 ねえちゃんの手首を捕まえる。 「っ!」 逃げられないように腰を捕まえる。 「やっ……!」 ねえちゃんの身体は柔らかい。 まるで、壊れ物みたいだ。 逃げようと無駄な抵抗をする顔に、顔を寄せていくと……ねえちゃんは、固く目を閉じる。 それは、きっと、恐れから来る逃避行動なのだろう。 けど、それは、俺に口づける隙を与える行動になる。 ためらうことなく、俺は姉ちゃんの唇を……奪う。 「ッ!!」 柔らかい。 いつか、海で軽くかすめた口付けとは違う。 斜めに重ねた唇をもっと深く重ね、引き結ばれたねえちゃんの唇の隙間に舌を這わせる。 俺の手の中で、ねえちゃんの身体がびくびく震え……腰が逃げようと後退するのを、俺は無理に押さえこむ。 「ん〜……」 絶対に唇を開かない、という意思のため、引き結ばれた唇はますます頑なに閉ざされる。 そういや、ねえちゃんって、頑固なところもあったな、と、決して冷静ではないはずの俺の思考が考える。 俺だって、はじめてなんだし……こんな時、どうしたらいいかなんて、分からない。 でも、男の本能というべきものが、次の行動を俺に起こさせる。 腰を押さえる片手を、ねえちゃんの胸に伸ばした。 「っ……!!」 すっげぇ、柔わらかい。 やっぱり、ブラはつけていないみたいだ。 俺が胸に触れたとたんに、ねえちゃんは唇を引き結ぶ力を緩め、俺はその隙を上手く突いて、ねえちゃんの口内への進入を果たした。 「!!」 唇と、胸と……弟に奪われて、ねえちゃんは何を考えているんだろうな。 けど……柔らかな胸の、その頂を布越しに触れた時……。 「っ……! ………やああぁ!」 思い切り、胸を突き飛ばされた。 胸を突き飛ばされながら、俺、自分の手が触れたものを考える。 だって……固かった。豆みたいにこりっとした感触……。 それって……やっぱり……。 「つ、尽……尽……あ、あんた……」 ふるふる震える身体、真っ赤になった顔、涙を浮かべた目。 あ……ほんと、カワイイ……。 それに……ねえちゃん、きっと、心から嫌がってなかった。俺に感じてくれてた……。 そう思うと、俺、にやける顔を収められなかった。 「男は、怖いもんだって、認識持ちなよ? 弟でさえ、これなんだから、さ。ねえちゃん、隙が多すぎるんだ」 笑い含みに言う俺の言葉をねえちゃんがマトモに取っているか分からない。 「俺だからこれで済んだんだ。けど、オンナに餓えたナンパ野郎なんて、これ以上の事をヤル事しか考えてないぞ?」 今度は、少し真剣に言ってやる。 ねえちゃんは……顔を真っ赤にしてうつむいて……。 「ねえちゃん?」 「……っ……ぁ、ぅ……」 「ねえちゃん!?」 泣いていた。 ああ……俺、ねえちゃん泣かせちゃったよ……。 「ひぅ………尽の、ばかぁ……ぅ、く……」 ぽたぽたと涙がねえちゃんの膝に落ちる。 うっ……さすがに、罪悪感。 「弟のくせに………っ……ん……なんで、そういう事するの……」 しゃくりあげながら泣いている。 久しぶりだ、こんなに泣くねえちゃん見たの。 俺の行動によほどショックを受けたんだな。で、多分、混乱してるんじゃないかな? 「っ……ぅ……恋人できるまえに、尽にキスされたなんて……ぅぅ……」 でも、その言い方は真剣な俺にはちょっと失礼。 「もう……お嫁に行けないぃ……っぅぅう」 いや、今時、キス奪われたくらいで嫁にいけないとかないだろ……どんな時代劇思想してるんだ、ねえちゃん……。 や、そんなねえちゃんだから、これまで特定の彼氏がいなかったんだろうけど。 うう〜……。 それにしても、どうやって、泣き止ませたもんかな……。 「あのさぁ……」 俺が声をかけると、びくんと身体を震わせた。 「嫁の行き手がないなら、俺がもらってやるから……」 俺としては、真剣。 でも、ねえちゃんは顔をあげ、涙で濡れた顔をまっすぐに俺に向けてきた。 「姉弟は結婚できないもん!」 「結婚できなくてもいいじゃん。おれがもらってやるってば」 俺が言い募れば、ねえちゃん、じーっと俺を見詰めてきた後……ぷいとそっぽを向いて、頬を膨らませた。 「尽とは、しばらく口きかない!」 あ、子供っぽい……。 「あのなぁ……」 「………」 「ねえちゃん、俺は……」 「………」 はああぁぁ。 ねえちゃんの頑固発動? ま、いいや……。 いつの間にか俺の某所は落ち着いてきた。 ため息をついた俺は、無口で通すねえちゃんを横目に、ゲームのコントローラーを握って、再びゲームを再開した。 ……で、再開して数分たたないうち、ねえちゃんが真剣にゲーム画面を見詰めながら、声を漏らしてる。 「あ」とか「やった」とか。 やりたいんだな、ゲーム。 俺が、ゲームのキリ目にもうひとつのコントローラーを差し出すと、ねえちゃん、おずおずとコントローラーを受け取って……へたっぴゲームを再開した。 でもって、例のAV女優なみの声も……。 「ひゃ……やぁ……ん、ああん!」 うう〜ん……俺と口はきかないけど、ひとりで喋る分にはかまわないのかな。 相変わらず、ねえちゃんが俺に勝てる事はなく……口をきかないまでも、ジェスチャーで意思疎通しつつ……俺たちはゲームを続けた。 あ、昼飯は、黙々とふたりで作った。黙々と……やっぱり、ジェスチャーで意思疎通して。 ねえちゃん……そこまでするくらいなら、口開けよ……。 ま、ともかく……「しばらく口きかない」の"しばらく"はそう長い時間ではなく、ゲームで、俺に勝てないまでも、かなりいい勝負になった頃、やっと俺に向けて口を開いてくれた。 「もう、あんな事しない?」 ぽそっと呟く言葉に、俺は苦笑した。 「約束、できない。だって、俺、ねえちゃん好きだし」 「………」 「ただ……ねえちゃんが、絶対に変な男に捕まらない、って約束してくれるのなら、俺もねえちゃんにやたらに手を出さない、って約束するけど」 ねえちゃん、俺の言葉にしばらく困惑したような怒ったような微妙な顔した後、大きなため息をついた。 「私、あんたに言われるほど警戒心がないわけじゃないと思うんだけど……」 「そんな事ない」 どきっぱり否定する。 あれで、警戒心があるっていうなら、赤んボなんてどれだけガードが固いんだか。 「………。じゃ、じゃあ……約束する。ていうか、私……別にまだ誰とも付き合う気はないんだけど……」 「この間、見事にナンパ男に捕まってたじゃん」 「………あれは……」 「ああいう時は、ラブラブの彼氏がいます、とでも嘘付いて逃げればいいんだよ。しつこいようなら、叫んでもいいし。どんな馬鹿でも、公衆の面前で押し倒しはしないだろうから、さ」 「うっ………うん……」 俺の説得とうか説教にねえちゃんはまごまごと頷いた。 イマイチ頼りないけど……でも、これである程度の自覚はできるだろうな。 はぁ、ヤレヤレ。 このとことん鈍いねえちゃんは、あれだけされても、まだ俺に対してさしたる警戒心を持たない。ま、俺が弟だからって事があるんだけど……他の男に対しても、もし、これなら……近いうちに、確実に、厄介な事態になりそうだ。 せめて、ちゃんとした彼氏がいたら……。 そう、でもって、そのちゃんとした彼氏が俺なら……絶対に、ねえちゃんをやたらな男には触れさせない。きっと、過保護になるのは目に見えてるけど……でも、守り続けていく自信はあるから。 その後、一応の仲直りを示してくれたねえちゃんと俺は、ゲームを続け、最後にねえちゃんに気付かれない程度の手抜きをして、勝たせてやると、ねえちゃんははしゃいで俺に抱きついてきた。 ――これが、警戒心あるオンナの態度か? ノーブラの胸を腕に押し付けられて、俺、またヤバくなりかける。 はぁ……これは、アレだな……三つ子の魂百まで……。 俺、この先、苦労しまくりそうだなぁ。 まぁ、ねえちゃんがもたらす苦労なら、それもいいかも、って思ってしまったりするんだけど。 こんな俺って、ねえちゃん一途っていうより……もしかして、マゾってヤツかもしれないなぁ……。 ふううぅ。 あ、ちなみに、ねえちゃんの沖縄旅行は無事に終了。 このねえちゃんのツレだから、女友達ふたりともしっかりした子で、ねえちゃんの性格を把握してくれてて、ねえちゃんがナンパ男に連れ去られないようにガードしてくれてたらしい。 ふたりとも、決まった彼氏がいるみたいだから、彼女達自身もナンパに興味ナシだったようだし。 あ、これは、ねえちゃんが帰ってくるとき空港まで迎えに行った俺が、ねえちゃんの連れふたりと意気投合して聞き出した話。 俺って、老若問わず女性受けいいからさ〜。あはは。 ヘタなナンパ男より性質が悪くなりそうね、って、姉ちゃんのツレに言われた。将来マル優って事に俺は取っておいたけどね。 だって、俺はねえちゃん一筋だからさ〜。ナンパ師になる気ないもん。 あ、ねえちゃんを懐柔するためにはアレコレ手を使わせてもらうけどさ。 先のながーい話……さて、ねえちゃんはいつにならったら、自ら俺の手の内に転がり込んできてくれるか……自分で自分に賭けてみようかな。うん。 END |
<言い訳とか>
ちょっと長め、でもそんなに内容なし。
これで、夏編終了。
夏編と言うからには、秋編とか冬編とか……考えてはいるけど、
続けられるかどうかはやっぱ自信がないので、保留で……(^^;)。
尽くんは、オールマイティなキャラだと思います。
シリアス、ラブラブ、コメディ……どんな役どころも、軽くこなしてくれそう。
ほんと、器用よね。
とてもとても書きやすい。動かしやすい。動いてくれやすい。
ほとんど、私自身が勝手に、成長した尽のキャラを
(元キャラとはかけ離れて)作り上げている部分が多いからでもありましょうが。
私的には、このコメディ話、すっごく楽しく書けました。
尽のお話といえば、やっぱり姉弟恋愛の切なさがありそーなものだけど、
このシリーズには大前提であるはずのソレがないように書いてるしね
すごく、能天気話。
このお話は、書くとしても、多分、ずっとこの調子で……。
禁忌だから、とか、あんまし悩まない気がするな〜。
機会があれば、書きます〜。